今回は、デザインプロジェクトvol.2として、WordPressを構築して作成した、デジタルガイドMAP「MAPMAPMAP」に焦点を当てたお話です!この商品は、Google Mapを使ったオリジナルマップを作成できるというものです。
地元の人が、地域の魅力を最大限にアピールし、観光客に魅力を伝えられるツールとなっています。
地方都市における観光需要の高まりとユーザーの課題
近年、円安や公共交通機関の発展により、さまざまな地域へのアクセスが容易になり、地方都市での観光需要が高まっています。しかし、観光客には以下のような課題がありました。
・土地勘がなく、距離感と場所が分かりにくい
観光客は初めて訪れる場所での距離感や位置関係を把握するのが難しく、効率的に観光することが困難です。
・公共交通機関の情報は、観光情報と別途調べる必要がある
観光スポットの情報を調べるだけでなく、現地の公共交通機関の利用方法や時刻表を別途調べる必要があり、時間と手間がかかります。
・祭りやイベントなど最新情報の入手が難しい
地域ごとの祭りやイベントなどの最新情報をタイムリーに入手するのが難しく、観光の計画を立てるのが困難です。
そこで、この課題を解決するために弊社は、地域単位で手軽に運用できる、紙媒体よりも利便性の高い地域特化型のデジタルガイドマップ「MAPMAPMAP」を開発しました。
地域特化型デジタルガイドマップ「MAPMAPMAP」の開発
観光事業の業務
マップを提供する手段として、下記の作業と課題が浮き彫りになります。
サイトの運営費:観光サイトの維持や更新にはコストがかかります。
紙MAPの印刷費:紙のMAPは印刷費がかかり、最新の情報を反映させるためには再印刷が必要です。
観光業者は、サイト運営費と紙MAPの2つを管理しなくてはならず、経費や業務が嵩んでしまいます。
観光業者と観光客の双方にメリットを提供するために、弊社のデジタルガイドMAP「MAPMAPMAP」は経費削減や業務改善の一手になれると考えています。
紙MAPのメリット・デメリット
☆観光業者のメリット
使いやすさ:紙のMAPは簡単に配布でき、設置もできるので観光客がすぐ手に取ることができます。
★観光業者のデメリット
印刷費用:紙のMAPの作成と印刷にはコストがかかり、設置のために配送費用や人件費がかかることもあります。
更新の手間:最新情報を反映させるためには再印刷が必要であり、迅速な情報更新が困難です。
☆観光客のメリット
記念品になる:紙のMAPは、観光地に行った思い出として持ち帰り保存することができます。
★観光客のデメリット
静的な情報:紙のMAPは一方向的な情報提供にとどまり、ルートの検索や自分の現在地の確認ができないため、再度スマートフォンでルート検索をする必要があったり、最新の周辺施設情報が把握しきれないこともあります。
MAPMAPMAPを導入して期待できること
☆観光業者のメリット
即時更新可能:最新の観光情報やイベント情報をリアルタイムで更新でき、常に最新の情報を提供できます。
コスト効率 :紙媒体に比べて印刷費がかからず、運用コストを削減できます。
☆観光客向けのメリット
多言語対応:複数の言語に対応し、外国人観光客にも利便性を提供します。
最新情報の提供:祭りやイベントなどの最新情報を即座に確認でき、観光の計画を立てやすくなります。
環境負荷が少ない:紙を使用しないため、環境に優しいです。
「MAPMAPMAP」を導入することで、観光業者は効率的な運営が可能となり、観光客はより快適で便利な観光体験をすることができます。このような仕組みを導入することで、地方都市の観光需要をさらに高めることが期待されます。
MAPMAPMAPの汎用性
弊社のMAPMAPMAPは、Google Mapを使用して観光地を提供します。しかし、“観光”だけでなく、地域施設や防災施設、避難受け入れ先の表示などにも利用していただけます。
MAPには、必要な情報のみを表示する機能も搭載されているため、オリジナルのMAPが作れる仕組みになっています。こんなMAPが欲しかった、自社の商品や店舗、認知を広めたい!というものがあれば、柔軟に対応することができます。
こういったものは、MAPMAPMAPに使えますか?といった質問でも大歓迎です。
是非、お声がけください!お待ちしております。